介護の現場ではレクリエーションがはとても大切です。利用者がレクリエーションを通じて体を動かし、頭を使う事を目的としています。体を動かすことにより利用者さんの生活を活性化させたり、頭を使うことでボーっとしている時間を少しでも無くし、考えながら行動する習慣をつける為です。
介護施設で行うレクリエーションは大きく分けると3つあります。1つめは利用者さんでチームを作って行うチーム対抗戦ゲームです。色々なゲームがありますが、チームを組みチーム毎の対抗戦をすることで、利用者同士の親睦を深めます。玉入れゲームや輪投げなど、懐かしくてしかも体を動かして行うゲームだと、健康のためにも役立ちます。
2つめは個人戦のゲームです。個人戦と言ってもゲームの内容はそう変わりません。個人戦のゲームではそれぞれが一つのゲームに向かいます。例えば、それがすごろくの様な物なら、止まったマスに応じてスタッフと一緒に歌を歌う等、いろいろな遊び方ができます。
その他のレクリエーションとしては、みんなでカラオケ大会を行ったり、簡単な料理をしたり、映画観賞会などもよいでしょう。季節によっては、お花見や果物狩りなどに行って楽しむこともレクリエーションの一つです。
レクリエーションは、利用者が楽しみながら体と頭を使うことで心身の機能の維持や現状からの回復&向上を目標にした、いわばリハビリです。準備は大変ですが、楽しみながらリハビリができるレクリエーションは介護において欠かせない役割を担っているので、様々なネタにチャレンジしてほしいものです。